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コロナ禍を経ておもうこと

更新日:2023年6月23日

こんにちは

Shojin-Projectの敞英です。

5月も半分がすぎ、新緑が美しい季節になってきました。


私はG.W.中、福岡県北九州市にお邪魔して、友人の結婚披露宴に行ってきました!


            【写真:福岡県北九州市小倉駅周辺の眺め】



実は今回の披露宴、もともとは3年前に予定されていたのですが、新型コロナウィルスの影響で延期を余儀なくされました。



そんな3年越しの友人の披露宴。会えなかった友人たちとの再会。色々な感情が込み上げてきました。


これまでコロナのせいであらゆることが制限され、思い通りにいかないことがたくさんありましたがコロナがもたらすものは決して悲しい事だけではなかったのです。


今回の3年越しの披露宴のように、

それを乗り越えたところには大きな喜び、感動があるということに気づきました。



その一方で、自分のことになると、なかなかそう感じられることは少ないものです…。



つい先日も、かつてShojin-Projectのメンバーだった先輩と食事する機会があり、こんな話をしました。



 「先輩!今までやってなかったことが、通常通りに戻ったせいで、やることが増えて…

  めちゃくちゃ忙しく感じてます。先輩の時代はこんなに大変だったんですね…。」



私がShojin-Projectに加わった当初はまさにコロナ真っ只中。

外部でのイベントが行えなかったり、出勤も時短やリモートが大半でした。

いわゆる「通常通り」の活動を経験せずに研修生活3年目を迎え、それ故に毎日が慌ただしく、物凄く忙しく感じていることを伝えたのです。



先輩は笑いながら

  

  「ああ大変だよねー。 思ったより時間ないでしょ?」



  「はい。やること増えたんでこの間の会議も、なるべく負担の少ない方向に進めよ

   うと話をしてまして…。でも結局通常通りに決まりました。ハハハ」



私はそう言って、やれやれ参ったぜー。というような表情で右手に持っていたジョッキをテーブルの上に置きました。



先輩はそんな私を見てこう続けました。

  

  「でもさ、そもそも別にそれやらなくてもいいんだよ? 義務じゃないからそれ」

 

  「やり方で楽なほうとか、キツイほうとか考えて決めるんじゃなくて、そもそも

   一番やりたいことをやればいいんじゃないの? そこじゃない?自分がやりたい

  ことをやれる環境にいるんだからさ、もったいないよ!!!」



  「なるほど!!、やっぱりそうですよねー!」



私はおどけて返事をしましたが、全くそのような「やりたい!って思うことをやる」というモチベーションが最近なかったので、ただただ自分を不甲斐なく思いました。



今まで「コロナのせいで…」と思っていたことを、次第に「通常通りに戻ったせいで…」と置き換えるようになり、目の前にある状況にただ愚痴を吐いているだけの自分がいたのです。



この先輩との会話の中で、気付かされたことは、

自分が思っている忙しさや、それに対する不満、愚痴は「コロナ」が作り出しているものではなく、



結局…「全部自分の心が作り上げていたものだった」ということでした。



そんなことを思っていたのも束の間、今月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行し、今後は行動制限を求められることも無くなりました。



これでやっとコロナ禍もひと段落したと言える時期になったことでしょう。

私自身も今後は「コロナのせいで…」や「通常通りに戻ったせいで…」という言い訳も段々としなくなっていくのかなと思います。



この3年余りの時間を振り返ってみれば、コロナにいろんなことを教えてもらったような気がします。

「コロナのおかげ」で気づけたこともあるものです。この期間は決して無駄ではなく

必要な時間だったと今では思えています。



さあ、行動制限がなくなってから初めての夏がやってきます!

夏大好きですので、嬉しいです。笑



まずは夏に向けて、何事にも前向きに、エネルギッシュに過ごしていきたいと思います!



                                 吉田 敞英  合掌


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