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「百尺竿頭一歩を進む」
このコーナーで皆様にずっとお伝えしたいと考えていた禅語があります。 「百尺竿頭一歩を進む(ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ)」です。 これは修行道場でしばしば修行僧にむけて贈られる言葉です。国語辞典では次のように説明されています。...

Shojin-Project
2022年9月16日
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ミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない』
9月になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。Shojin-Projectの敞英です。 2022年も残り4ヶ月。やり残した事がないように充実した時間を過ごしていきたいですね。 さて今回は、私たちShojin-Projectのメンバーがオススメの本を紹介する「ひんでい本棚...

Shojin-Project
2022年9月2日
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アメリカ人禅僧の宗純師
道元禅師は中国に渡り、天童如浄禅師に師事して正伝の仏法を受け継ぎました。お釈迦様から代々に相続されてきた教えを日本に伝えて、孤雲懐奘(こうんえじょう)禅師、徹通義介(てっつうぎかい)禅師、そして瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師は幅広く全国に布教活動を務めていました。700...

Shojin-Project
2022年7月22日
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将来の夢
私の実家はお寺で、父はお坊さんです。今回の「禅僧小噺」はそんな背景を持つ私が、一人の少年との会話の中で感じたことについてです。 少し前のことになりますが、知り合いのお寺に立ち寄る機会がありました。そのお寺の住職さんには小学3年生の息子がいて、とても元気でいつも明るい少年です...

Shojin-Project
2022年7月1日
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お腹がいっぱいだとしたら?
「お腹いっぱい!!」誰もがこの気持ちを経験したことがあるのではないでしょうか?食いしん坊の私はもちろん経験したことがあります。今回ご紹介する禅語は「美食不中飽人喫」です。これは中国の長慶慧稜(ちょうけいえりょう)禅師が説かれた言葉で、「美食も飽人(ほうじん)の喫(きっ)する...

Shojin-Project
2022年6月3日
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レシピ本『カフェ風精進料理 こまき食堂』
今回はレシピ本『カフェ風精進料理 こまき食堂』をご紹介します。 皆さんは「精進料理」という言葉にどんなイメージを持っていますか?「堅苦しい」「ストイック」「難しそう」といった印象を持っている方も多いのではないでしょうか。...

Shojin-Project
2022年5月20日
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明治時代の傑僧 西有穆山
今回は明治時代に活躍した、西有穆山(にしありぼくざん)禅師をご紹介します。明治という激動の時代に全国各地を布教して歩き、特に修行道場である中央寺(北海道札幌市)を開かれるなど、全国の教化活動に心血を注いだ功績は大きく、明治34年(1901)には大本山總持寺の貫主(住職)、そ...

Shojin-Project
2022年4月22日
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何もやらなくていい
坐禅を始める時「どんな心境で坐ればいいのか」という疑問を持っている人が、とても多いように思います。最初は私もそうでした。実は今でも頭で理解しようとすると、その度にこの疑問に対する答えから離れてしまうように感じます。 初心者向けの坐禅指導では、「心の中に浮かんでくる考えや思慮...

Shojin-Project
2022年4月8日
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人を動かす対話
年末年始の楽しみの一つ。テレビ。 普段、私はテレビ番組をあまり見ないのですが、こと年末年始に限っては、格闘技番組やおじさんが一人でご飯を食べ続けるドラマ、箱根駅伝など楽しみにしている番組があります。また、チャンネルを人任せで、かけ流しにしているテレビを見て、ゆったりとした時...

Shojin-Project
2019年2月6日
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私が見たカモ
今日は昔の中国の禅僧のお話をします。 ある日、師匠とお弟子さんが川沿いを歩いていると、川辺から鴨が飛び立ちました。そこで師匠がお弟子さんに問いかけます。 「今のはなんだ?」 お弟子さんが答えます。 「あれは鴨です。」 するとさらに師匠は問いかけます。...

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2018年12月19日
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乳水和合
道元禅師の言葉に「乳水和合」という言葉があります。 水と乳が、異なる液体でありながら混ざり合うように、 共に修行する僧侶は、互いを認め合い、尊重しなさい。という教えです。 私たち僧侶は、修行道場の門をくぐると、年齢や経験、それまでの生い立ちなどは一切関係なく、共に和合して修...

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2018年11月22日
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私が気づいた坐禅の魅力
みなさんには理想の坐禅ってあるでしょうか? あるという方は、自分の坐禅と理想の坐禅を比べて落ち込むこともありませんか? じつは私がそうでした。 自分の理想とする坐禅があり、いつももっと綺麗に坐りたい。もっと落ち着いて坐りたいと思い、それができていない自分の坐禅をダメな坐禅と...

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2018年11月14日
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おかげさまです
日常的によく耳にしますが、「おかげさま」という言葉に考えてしまう時がありました。 残暑が厳しい今年の9月末のことです。地元の市場に行った時、魚を売っているハツラツとしたおばあちゃんがいました。お店の前を通ると明るく声をかけられ、話をしてみると私と同じくらいの20代のお孫さん...

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2018年11月7日
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いつまでも、柔らかいこころ
相田みつをさんの詩で、こんな詩があります。 やわらかい あたま やわらかい こころ わか竹のような 相田みつをさんは道元禅師やお釈迦様の教えを学ばれ、それが多くの詩に影響したと言われています。この詩も、その一つです。 やわらかいこころとは、何事にも囚われない、素直なこころの...

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2018年10月26日
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オンエア
TVやラジオなどで、「オンエア」という言葉を聞いたことはないでしょうか。 番組が放送中であることを意味する言葉です。 「オンエア」は、もともと英語で、 空気の上にのせることを表すオンザエアが語源となっています。 なぜ、空気の上にのせることと、TVやラジオを放送することがつな...

Shojin-Project
2018年10月26日
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世界の見え方
今年の夏、私は上野の国立科学博物館でやっている昆虫展を見に行きました。そこでは虫の立場から見える世界観が展示されており、私はすっかり虫の魅力に惹かれました。 例えば、虫の視力はほとんどないといわれていますが動体視力はとても優れ、さらに複数の眼を持つことからあらゆる角度を見通...

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2018年10月3日
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湧いてくる思いに自分を見る
坐禅をしていると、いろいろな思いが浮かんできます。熱いな、寒いな、あしが痛いなといったこと。また、以前あった嫌なことであったり、これから先の不安が浮かぶこともあるでしょう。そして、そうした思いが浮かぶたびに、これはいけない。坐禅に集中できていない。もっと頑張らねば、と考える...

Shojin-Project
2018年10月3日
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今を生きるという教え
私が修行道場で修行していた頃、 ある老師が私に、事あるごと次の様に話してくださいました。 「いままでどうしてきたかではなく、今どう行動するかが大事なんだよ」と。 私に怠け心が出てくるとすぐに老師は見抜き、叱ってくださいます。...

Shojin-Project
2018年7月26日
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気づき
ある老師がこんなことを言っていました。 「坐禅とは気づきである」と。 これを聞いて私は坐禅とは何かに気づかなくてはいけないのだと思いました。 その後何回か坐っていると、今日は特に何も気づけなかったとネガティブに考えてしまう自分がいたのです。...

Shojin-Project
2018年7月12日
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たんぽぽの布施
先日、母に聞いた話があります。それは私の兄の小学校1年生の時の話です。 下校時間に近所の人が私の家に来て、 「これあんだんちの教科書だすっぺ?(これあなたの息子の教科書でしょ?)」 と道路に落ちていた教科書を拾って、母に届けてくれました。母は兄の身に何かあったのではないかと...

Shojin-Project
2018年7月6日
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